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がんと人間の歴史

古来からある病気だった

ヒトがヒトとしてこの地球に現れた時から、がんという病気は存在していたと言われています。
古代ローマの文献や、古代エジプトの遺跡から見つかったミイラにも、がんと思しき症状が認められています。
がんは英語で「cancer」と言いますが、これは古代ギリシャ語の「蟹」に由来した言葉であり、これはつまり、蟹の爪が食い込んでいく様子を、がん細胞が周りの細胞を侵していくその姿になぞらえたものと考えられています。
日本だと、例えば伊達政宗。
残された文献から、彼は食道がんで亡くなったということが推察できます。
また、徳川家康は昔は食あたりが死因だと言われていましたが、現在では胃がんだったと考えられています。
当時は治療法も検診も無かったので、このように長生きした人はがんで亡くなっていたようです。

近代医学のたたかい

症状は知られていたものの原因が遺伝子によるものだと分かってきたのはほんの120年ほど前のことです。
それまでは症状が分かってもいったい何が原因なのか分からず、感染性の病気・ストレス・風土病などなど、色々と考えられてきましたが、判明には至りませんでした。
中には悪魔や怨霊の仕業などと考える人もいました。
細胞や遺伝子、そして薬物を含めた医学全体の進歩により、何が悪性腫瘍を引き起こしているのかが、だんだんと分かってきました。
そして20世紀に入ってからは、薬物による抗がん剤治療と、放射線投射による治療、そして外科手術による患部切除などの方法がとられてきました。
戦後はがんは「早期発見」こそが大事だと分かってきたことで、がん診断なども行われるようになり、早期発見・早期治療により、完治する例も増えてきました。


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